経済的理由や晩婚化、
女性の社会進出が増えたことで
一人っ子が増えました。
今でも根強く残る一人っ子に対する偏見があります。
「かわいそう」「わがままが多い」など。
なぜ偏見を持たれてしまうのか
についてまとめました。
子供が一人っ子だと
将来親の介護や頼る相手がいないなどの
デメリットがあります。
でも一人っ子ならではのメリットもあるんですよ～
劣等感が生まれにくい、
教育にお金をかけられるなど。
一人っ子のメリットとデメリットについても
詳しくまとめました。
なぜ子供が一人だけということに偏見を持たれるの？その理由とは？
一人っ子はわがままとか自己中心の人が多いと
話している人を見かけます。
一人っ子は甘やかされてるとか
わがままという固定観念が
偏見を生み出しています。
一般的に一人っ子に対し世間が持っている
イメージについてまとめました。
・兄弟がいないため競争がない。
もまれていないため自己中心的。
・周りの大人に甘やかされて育っているため
同年代の子供との関わりかたを知らないわがままな子供が多い。
・一人っ子は恵まれているため苦労を知らない。
でもこの考え方には信憑性が全くないんですよね。
他に兄弟がたくさんいて揉まれて育った子供にも
ワガママで自己中心的な子供はたくさんいます。
また一人っ子は苦労を知らないという考え方も
何の根拠もありません。
経済的、家庭内に何か問題があって
一人の場合があるからです。
偏見には何の根拠もないので
気にすることはないです。
子供が一人の時の将来的メリットとデメリットはどんな事がある？
偏見は横に置いておき、
将来的に起こりうるメリットとデメリット
について考えていきましょう。
・劣等感を感じにくい
他に兄弟がいるとどうしても比較されて育ちます。
そのため兄弟に対し
劣等感を持っている子供も少なくないです。
その点一人っ子は比較されにくいため
自己肯定感が育まれます。
・進学する時に選択肢が広まる。
子供を一人大学まで卒業させるためには
1000万円近くかかります。
他に兄弟がいるため
進学する時に希望が叶わないことがあります。
一人っ子だからといって
必ずしも好きな進学先を選べるわけではありません。
しかし親の負担を考えると
一人っ子の方が経済的に負担が軽いのは事実です。
・大人とのコミュニケーションを取りやすい。
兄弟がいないと同年代の子供達に慣れるまで
時間がかかるとの意見もよく聞きます。
しかし一人っ子は
親や祖母など大人と過ごすことが多いため、
将来的にコミュニケーション能力の高い人に育つ
と言われています。
その一方でこんなデメリットもあります。
・競争心が育たず争いを避けるのを好むようになりやすい。
兄弟がいないとおもちゃや食べ物の
奪い合いなどが起きません。
そのため社会人になってからも競争心がなく
チャンスを逃しやすいと言われることがあります。
しかしこの性質はプラスとしても働きます。
・将来親が歳を取った時に全て子供が一人で対応しなければならない。
親が介護が必要になった時、
他に兄弟がいれば相談し合い
役割分担をすることができます。
・親からの精神的自立に苦しむ可能性がある。
親が子供に過剰に過保護になった場合に
発生する問題です。
子供が一人だとどうしても子供に集中しやすいため
注意が必要です。
さいごに
いかがでしたか？
一人っ子に対する偏見は
全く根拠がないので気にしなくてよいですよ。
一人っ子はかわいそうという意見に
迷わされるのではなく、
一人っ子のメリットに目を向けて
子育てを楽しんでくださいね。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
