子供たちが突然1人部屋がいいと言い出した！
でも他に子供部屋にする部屋がない。
困ったなぁ、どうしよう…。
ちょっと子供の頃を思い出してみてください。
自分だけの宝物を隠す秘密基地を作って
すごく大切にしていませんでしたか？
その秘密基地の役目をしてくれるのがベッドと机です。
ベッドと机は子供が1人きりになれる場所でもあります。
この2つのアイテムの配置を工夫することで
子供が2人部屋でも1人の空間を持つことができる部屋になります。
子供部屋の役割と今時の2人部屋のレイアウトをご紹介します。
勉強も大事だけど子供の好きな色や物を置いてプライベート空間作りも
子供部屋は勉強したり寝たりするだけでなく
もっと重要な役割を持っています。
①自立心や自主性を育てる場所
子供部屋は親から1人前であることを認められたという
意識を子供に持たせます。
自分で身の回りの物を整頓したり管理する自立心を育てます。
勝手に子供の物を整理したり処分するのはやめましょう。
子供部屋をあげるかわりに
自分で掃除や整頓をすることを約束させましょう。
自立心と自主性を育てる良いきっかけになると思います。
②考える力、工夫する力を育てる場所
自分の空間を持つことで子供は好きな色や物で
自由に自分の空間を飾りつけるようになります。
どんな飾りつけが良いかなとアイデアを考えたり
身近なもので飾りつけを作ったりと工夫する力を育てます。
今は100均でなんでも揃う時代ですので
工夫次第で素敵な飾りつけをすることができます。
手芸の好きな子供はハンドメイドにも挑戦させてみましょう。
③1人で何かに没頭したり考え事が静かにできる場所
学校の中では1人になれる場所がありません。
家の中に1人になれる空間を作ってあげることは
子供にほっとできる場所を作ってあげることになります。
子供にだって泣きたい時があります。
子供が部屋に閉じこもっている時はそっとしておいてあげましょう。
入るときはノックをお忘れなく。
このように子供が考え事をしたい時に1人になれたり、
好きな色や物を置いて自由にプライベートな空間作りができる
場所(子供部屋)を作ってあげることは
子供の心の成長にとても良い影響を与えます。
住宅事情で1人部屋をもたせてあげられない時は
プライベートな空間をそれぞれが持つことができる
2人部屋を作ってあげましょう。
ポイントはベッドと机です。
2人の子供がケンカしないような部屋のレイアウトの工夫とは？
どんなに仲が良くても四六時中顔を合わせていたら
ケンカも起こりますよね。
そこで家具の配置を変えて
1人だけのプライベートな空間を作ってあげましょう。
イメージをがらりと一瞬にして変えられる方法は
ロフトベッドを取り入れることです。
私は小学生の頃に雑誌でロフトベッドを見てどうしても欲しく
何年間もずっと親にねだっていたことがあります。
上がベッドで下に勉強机や収納スペースがついています。
1部屋に2人いてもプライベートな空間を
お互い保つことができる優れものの家具です。
当時はかなり高くて(10万近くしたような)
買ってもらうことはできませんでした。
高そうなイメージですが今は2～3万円代で
購入できるものがたくさんあります。
高級感あふれるすのこロフトベッドでさえ3万円代で購入できます。
なんと1万円代のものも見つけることができました。
今ある家具をそのまま利用したいという場合は家具のレイアウトを
変えるだけでもプライベートな空間を作ることができます。
たとえば机と机の間に子供の背丈くらいの本棚を置くだけで
机がすっぽりと隠れるのでプライベートな空間を
子供たちが持つことができます。
ベッドも平行に並べるのではなく中央に棚などを置き
お互いに足が向き合う配置にすることで
お互いが視界に入らずにプライベートな空間を確保できます。
ちょっと裏技なのですが思いきって押し入れを
それぞれの秘密基地にしてしまうという方法もあります。
2段目には落ちてしまわないように柵をつけたり
はしごを取り付けましょう。
押し入れDIYが流行っているそうです。
押し入れを二段ベッドにしたり、
上段を勉強机にして下を収納スペースにしたりと
アイデア次第でかなり使えるスペースですね。
物置にしておくのはもったいないです。
さいごに
いかがでしたか？
今どきの若者はお金の使い方も上手で
工夫して楽しむコツを身につけている人が多いと聞きました。
自分の子供もそんな風に育ってほしいなと思います。
子供部屋を与えることで子供の考える力はぐんぐん育ちます。
ちょっと工夫するだけで1部屋に2人いても
それぞれにプライベートを守りながら生活することができます。
子供たち主体で楽しい部屋作りに挑戦してみてください。
さいごまでお読みいただきありがとうございました！
